【小説、詩】 2026年2月11日 境界線の調律師 第2章 「嘘だ……こんなこと、あるわけない」 ハルは、ルナに握られた手の熱を必死に否定しようとしていた。 目の前の光景は、主治医が言う「脳内の電気信号のバグ」にしては、あまりにも緻密で、あまりにも冷酷な現実味を帯びていた。 公園… 続きを読む
日記 2026年2月10日 休息を必要としている 僕は弱くなってしまった。それはきっと病気のせいもあるのだろう。僕は休息を必要としている。そんな日常の風景。僕は今日起きたのは9時半近くだった。あまりにも眠っているので、母が起こしにやってきた。「起きているの?」という言… 続きを読む
【小説、詩】 2026年2月10日 『境界線の調律師(チューナー)』 第1章:世界が剥がれる日 世界は、案外簡単にもろく崩れる。ハル——本名、瀬戸晴希(せと はるき)は、ワンルームマンションの湿った空気の中で、それを熟知していた。彼にとって、世界は一枚のキャンバスではない。何層にも重ねられ… 続きを読む
【小説、詩】 2026年2月9日 この世界に平穏を その朝、僕は理由もなく早く目が覚めた。窓の外では、名前のわからない鳥が単調なリズムで鳴いていた。まるで壊れかけのメトロノームみたいだった。コーヒーを淹れ、トーストを焼き、いつもと同じ順番で朝を処理した。特別なことは何も起… 続きを読む
日記 2026年2月9日 チャットGPTを使ったウェブデザイン チャットGPTを使ってウェブデザインを行う方法を試しつつある。すでに、加速度的に物事は進んでいっている。どこまでいっても、遠くの世界は遠いままだ。私の世界もまたひとつの形をつくっている。今日は午前9時頃に起きた、正確に… 続きを読む
【小説、詩】 2026年2月8日 彼女と選挙 彼女は朝、カーテンを少しだけ開けた。 光がまぶしすぎると、声が強くなる気がするからだ。 時計は七時半を指している。 今日は選挙の日だった。 「今日は危ない日だよ」 頭の奥で、よく知った声が言う。 低く、男とも女ともつかな… 続きを読む
日記 2026年2月8日 雪の選挙 家を出ると、雪が降っていた。僕はそのまま投票所となっている小学校の体育館に向かう。近所の人々も投票に行っていたらしく、すれ違う。人々は皆静かに歩いている。傘をさして雪の中を歩いる人が多かった。朝方に降って、そのまま止ん… 続きを読む
日記 2026年2月7日 ささやかな土曜日 私の中にささやかな幸せが入ってくる。今日は彼女に家まで来てもらった。父と母と僕と4人で昼ご飯を食べた。トンカツとまんじゅう、母の地元でお世話になっている人の手作りだ。それを冷凍していたものをあたためなおしたのだ。彼女も… 続きを読む