私はただ私にしかないものを求めている。それが、何なのか?わからない。私は私であるが、何も持っていないような気になる。実際は大切な人だったり、大切なものをもっているはずだ。だけれども、ある瞬間にすべてが無意味なような気がしてしまうのだ。私の中にいる悪魔は私に常にささやく。みなお前なんか嫌いだ、と。そうかもしれない。そうであるかもしれないと信じそうになる。でも、そうじゃない出来事も起こる。だから、世の中にまだこうやって生きている。私は私の世界を持っていると信じていたが、実際は持っていないのかもしれない。誰もが持っているものを、私だけのものと勘違いしていたのかもしれない。そんな現実があって、私は今日もにおう自分をいましめる。加齢臭だろうか?私はにおってくる私になってしまったように感じる。それが事実かは、わからない。でも、そういうふうに感じるんだ。におってくるように感じるのは、事実なのだ。その点はゆずれない。ちょうど私の妄想のときのようなものだ。私は人々の声が何か不穏な響きを持つときに、反応を強くしてしまうといった性質がある。私はそれでも私である。いろんな私がいて、はじめて、ひとつの総合的な私ということになってくる。私の力を信じる人もいるだろうか?私の継続力はそれなりにたいしたものだと思っている。続けていくのだ。ただ、ひたすらに。続けていくのだ。ただ、そのままに。私は生きていく。その流れの中で、ひたすら世界を導いている存在を見つけようと悪戦苦闘している。その流れの中に私はいる。いたとしても、その姿は見えないだろう。私は生きている。そのことは確かだ。私は生きて、ゴハンを食べて、ねている。トイレにも行っている。その事実がただあるだけだ。人のなだらかな世界の中に私という異物がある。それだけだ。ただ、それだけだ。事実は厳しい。事実は苦しい。事実は残酷だ。それでも前を向いて生きていかないといけない。私の前の職場からの危険信号は常に感じている。危ないな、私のことを止める親。1度前の職場に行ってみるか??何か、感じるかもしれないし、何も感じないかもしれない。何か出来事が起こるかもしれないし、何も起こらないかもしれない。その可能性の中で常にもがいているのだ。
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