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私であることの61

いつまで続くのだろう。希望のない世界の中で、希望を探し求める。いつまで私たちは生きなければならないのだろう?命尽き果てるまでか?私は生きている。その中で、何か異質なものがごとりと音を立てている。

 私の中の異質な私。私の中を細分化していくと色んな自分がいるのではないか?これは、すでにくちた世界の出来事だ。世界はただあるようにある。私もその中で生きている。私の世界認識についてお話しよう。人々はあくどくわるだくみをしている。私の中で大きな音がなっている。危険信号だ。私の中で大きな部分である。私の中で、そんな悲しみを含んだ部分である。わたしをあきらめるな。世界をあきらめるな。どこにもいない自分の中で、誰かが声を上げている。

 よくよく聞いてみると、それは自分だった。苦しいと悲鳴を上げている。だが。その先に希望があると分かっている。だが、その先にかけがえのないものがあると知っている。私はすでに知ったのだ。私が希望をつむぐ存在であると。いかなる病に屈することもない。いかなる困難にも屈することはない。いかなる山をも乗り越えてみせる。誰かのためにそれをなすのだ。私の力のなさを続けている。

 私の力のなさを見つめている。傷つけたのは誰だ?傷つけたのはあなたではない。傷つけたのは、私だ。私からすべてが始まって、私からすべてが終わる。その流れの中で私は歩き続ける。当時の私の原風景を思い出す。当時の私の思いやりを思い出す。人格の著しい低下によって、私は人を思いやれない人間になった。それは、それで仕方がない。それはそれでいたし方ない。私は私であるべきか?それでも、私は私であるべきか?

 続けられる世界の中に、何か異質なものが潜んでいる。私の中にもある異質な何か?言葉の種類は多くないが、確実にある異質な何か?それを精神の病というのだ、とさとす男があらわれる。私は私でしかない。私の中にいるひとつの私が、その男なのだ。絶望はやがて希望に変わる。私の未来は明るい。どんなどん底でもめげずに自分を大切にするのだ。私は私を愛することから始めよう。

 私は私を見つめることから、始めよう。私は私の世界を構築することから、始めよう。うねりを上げるパワーの中で、私は希望だけを手に進むのだ。希望。パンドラの箱を開けたさいに残った唯一のものがその希望だ。私はその希望を見つめ続ける。私は今日も前向きに生きていく。私のレベルに合った教材をやっていこう。読んでいるうちにわかってくるかもしれない。

 私は本を借りた。ある場所で借りた本はとても難しい。しかし、めげるな。逃げ出すな。いつかきっと分かるようになるから。いつか、きっと意味は理解されるはずだから。誰によって?私によって。私によって私の理解が深まるとき、私はひとつの存在へとようやくいたるだろう。

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