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私であることの42

 私である。それがなにか?私であるよ?それがなにか?挑戦的な姿勢が感じられる。この文の作者をいじめてやれ。という心の声が私の中に聞こえてくる。私の批判者は常に私である。私は罪人であると、夜星は思った。彼の思考の中には、一種独特なアイリッシュ文化がひそんでいた。あらゆる物語の始まりがひそんでいた。片腕のルー、ディアンケト、神話群のひとつ。私は正確さを欠いたもの1から作り出すものしか作られない。私は世界を構築する。歩くと穴があった。穴は奇妙な渦を巻いている。とてつもない大きな流れの中を夜星は、穴を見つめている。夜星の何でもない形が、ゆるーくせばまってきた。私の変態性、と夜星の変態性が一致する。誰からともなく言葉をかけてくる人がいる。

「ここには何もない。ここには何もない。ここには世界のシズクさえない。ここには何もない。ここには何もない。誰もが涙を高く積んでいる。その流れの中で、あなたは消えそうになっている。だが、あきらめてはいけない。あなたの世界はあなたの世界そのものなのだから.わかっているだろう?このことの意味を?わかっているだろう?この出来事の意識を?」

 夜星は、明らかな興奮を覚えた。生きているんだ、と感じた。すべてが生きていると感じた。すべての中に生きたあかしがつまっていると知っていた。流れの中で自由に生きることも、できるだろう。知っている.あなたは知っている。また、ら、が入ってきた。そのミスを修正するのも、どうなのだろうと思う?ミスはミスとして意味を持つのではないか?単純な打ち間違いのようなものだったとしても?私のミスのパターンが見えてくるだろう。生きていく。世界の中を夜星は、歩いていく。穴の中に入るべきか?それとも穴をよけて歩くべきか?誰かがまたささやいた。

「あなたはあなたでしかない。そこまで言ってない。何もそこまでいってない。何もそこまでいかないだろう。結論は静かに夜に満ちていく。誰もが泣いている。あなたの世界の中に涙がそこまでいっている。あなたの形はただ、そこにある。あるものはある。ないものはない。

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