私であることの意味を考える。私はここにいる。誰よりも涼しい場所にいたる道を考える。誰かの隣あった世界が共鳴していく。あたたかなお湯の快楽にみをゆだねながら、静かに隣で生きている。夜星は、今日も森林の中を歩き回っている。彼の中に言われようのない言葉が巣食っている。だが、世界はそのままだ。消えていく中で、生きていく心。混乱した思考。彼はパソコンを手にして、笑顔である。彼のでの中にはマウスがある。少しだけ彼は整え始めた。世界に何かがあることを。世界に夢があることを。当たり前の風景があったとしても、当たり前のことが起こるとは限らない。マグロが釣り竿で、虹を釣っている。そんな風景に彼は憧れを持った。静かな存在の中で、何かが壊れている。圧倒的な物事の始まり。形のないものたちの形のある姿をあなたの中にいるかけらを持っている。心を解放せよ。何もない。何もない答えのない海は、今日も嵐の中に存在している。消えていく。何もかも消えていく。電灯がある。白い壁がある。水玉色の本棚。赤い水筒。夢のような花びらの中に、求めていた形があるような気がする。人間のいない風景。人間のいない問題。荒野の砂漠か?いや、砂すらもない虚無の中に、私たちはいる。いや、いないのだ。何の意味もない言葉が踊る。無意味性の持つ意味を考える。ランダムさはわたしの言葉の中の乱数はわたしからやっていく。ここにいる。世界はここにいる。その中によりどころとなる森がある。鳥たちはわめいている。「ここに、罪を背負った男がやってくる。ここに、粘着質な追う者もやってくる。私の形はすべてここにある。それなのに、あの人々は笑っているんだ。人の苦しみを笑っているんだ。私の中のズレ。それを知っているか?その中にあるものを知っているか?」
「いやいや、そんなことはない。私たちの中にあるつながっていない何かをあなたから奪ってしまうだろう。後ろに見ているものは、すべての形のある夜がやってくる。繰り返しの中にあなたがいる。過去の罪を背負っているのは彼らばかりではない。なおも精神をあなたの中にいるやつに聞かせてやるがいい。あなたはあなたでしかない」
夜星は、少しだけ鳥たちに注意をはらうと、歌い出す。叫ぶような歌い声だ。彼の中に何かが生まれようとしている。彼は生まれくるものたちを見つめすぎた。そのゆえに、生まれくるものたちは消えていってしまった。夜星の歌は響いて、鳥たちはざわめき始める。
「あの人は罪人だ。すべての中にある罪をあの人のもとへ伝えたのだ。誰もが裁く権利を持っている。つついて、その力を示すのだ。罪人であるあの人に、いや、あいつと呼ぼう、あいつに罪の意味を思い出させるのだ。罪は決して消えない。そのことをあいつの母が示しているではないか?すでにカーテンは暗く閉ざされている。」