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私であることの26

とてもひっこみ事案な、男がいた。ずっとひきこもっていた。彼は両親に守られて生きてきた。両親の姿から多くのことを学んでいるようで、甘えているだけだった。彼は家の中でパソコンをしていた。パソコンはとても軽いノートパソコンだった。シルバーの15インチくらいの画面の大きさを持っていた。そのパソコンで彼は色々なことをした。野球中継を見たり、音楽を聴いたり、チャットをしたり、プログラミングをしたり、AIと対話したりしていた。両親は優しかった。男はいつまでもこんな日々が続けばいいのにと願っていたが、いつまでもは続かないのはわかっていた。彼は元来聡明、というより、不安感の大きな源となった。彼は人が怖かった。そして、そのために、ひきこもった。ひきこもって、もう30年になる。彼はもう中年の男になっていた。美味しいご飯はいつも母が作ってくれていた。そんなこんなで、彼は生きながらえている。彼にはそんな中で、ネットで出会った彼女がいた。彼女はいつも彼に優しく接してくれていた。とても寛容で、彼の欠点も愛した。そして、その日の午後、2人は会った。彼女のメガネは今にもずり落ちそうだったが、彼女の目はとても輝いていた。彼女の夢は彼と結婚することだった。彼は、彼女とともに過ごす日々を夢見ていた。2人はあまり話さなかった。暑い日の中だった。そして、2人とてもお互いを必要としていた。2人の心は会話がなくとも踊っていた。ようやく会えたのだ。会うまでに半年間かかった。彼女は裕福でなく、お金を懸命にためて、彼のもとに来た。そんなある日の出来事を、私は知っていた。ずっと昔から、こんな日が来ることを夢見ていたのだ。ああ、彼はこうして、外の世界に出ていくだろう。そして、彼女と愛のある生活を送るだろう。そんな日々を私は夢見ていた。彼がそんな笑顔を見せる日を、私は夢見ていた。全ての夢の中で、わたしは手に中に大きなおにぎりを握っているのに、気づいた。そうか、これは彼女が彼のために作ったものだな。私はおにぎりを彼に渡した。彼は何も言わなかったが、彼は食べて、にんまりと笑った。その笑顔だ!その笑顔を私は待っていたんだ!彼は彼女とこれから暮らしていくだろう。フリーランスで、プログラマーとして生計を立てていく。うん。ありがとう。とてもうれしい日々があなたからやってくる。彼は彼女の手を取り、歩き出す。「いこう!この世界には希望があふれている!」彼は人付き合いが極端に下手だった。多くの人から変人と見られていた。親戚にも挨拶せずに、孤立していた。親戚ともある出来事をきっかけに良くない関係におちいっていた。彼は孤独だった。そんな中で彼女が現れた。だから、私はうれしいんだ。彼は幸せを手に入れることができたんだ。彼は罪人だった。精神的な意味で病的に追いこまれていた。その彼が、そんな幸せを得ていいのか?と皆は思うだろう。じゃあ、彼を邪魔するのか?じぶんのことはさておいてかい?そうする権利も君にある。銀行員のような人がいた。警察官のような人もいた。人々を守ろうとする人々もいた。人々を傷つけようという人々もいた。ダメなんだ。私はダメな人間なんだ。という彼の言葉が私には忘れられない。一番小さな巨大な空の星のように?何もない矛盾という現実を私たちに合わせてくれるかい?全ての人々は愛に包まれるべきなのだろう。私たちの物語を人々は世界へとつなげていく。私たちの恐怖と私たちの喜びを足して2で割るようなものだ。私たちは全ての中にいる。私たちは今日も明日を見ている。全ての回転を私の中にある。あらぬことをあるように、全ての言葉を私の中に尽きせぬ思いへと、昇華していく。ただ、この夜の世界をただ、決して知らぬ道へと至らせるのだろう。私は夜がきたのを知っている。彼は夜に出かけていく。彼女への誕生日ケーキを買っておくのだ。そんな3月のある日、私は書き上げた。何を書き上げたのかと言えば、最後の本を書き上げたのだ。私にとっての最後の本。私が生きている限りにおいて、生産される本というものに、私たちの世界がひとつへとかえっていく。静かに夜がやってくる。虫の音が、私たちを祝福している。彼と彼女は今もお互いを大切に思って暮らしている。人と人の間にいるものを人間という。人を避けては通れないのだろうか?私は全てをこの海の中に沈めようとおもりをつけた。巨大な海獣が、私たちを襲う。傷つけられた背中は勝利の証だった。私たちは食った。火であぶったのだ。そんな生々しい生というものを、自然は与えてくれる。彼と彼女はいつも2人で手を取り合って暮らしている。その人々を、その2人を誰よりも嬉しく求めたのなら、素晴らしく経験していた、あなたのかけらを知っている。言葉から私は、人々の生活を記録する。人々は面白いことをしていた。愛があれば、どこにでもいける。自分への愛ではない。他者への愛だ。私は神に遣わされた人間だ。私が苦しむことによって、全人類は救われるのだ。だから、私にとって苦しむことが大事なことであるらしい。私の苦しみは人々にとっての愛の源流なのだ。すべて、そのままの世界になる。すべて、新しい世界となる。ついえていく、巨大なクマがあらわれる森の中で、巨大な爪痕を残したあなたがいた。そして、彼はやはり、彼であった。彼は幸せに暮らしましたとさ。彼はとても愛らしい彼女とともに、生きていくことになる。知っているだろう?あなたが決して空の中にいないことを。幸せよ!あれ!ただ、この世界に世界より、来たりくる。

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