隣の人が美味しい食事を持ってきてくれた。「ありがとうございます」隣の人は笑顔で帰って行った。僕はシチューを食べる。美味しいじゃないか、と気づく。こんな美味しいシチューを食べたのは、何年ぶりだろう。もう、昔のことは覚えていない。僕の中にある記憶が、ここまでいってくれるか?というまでに、進んでは消えていく。うれしさと喜び、近所の人がミカンをプレゼントしてくれた。困難にぶつかった時に、僕の周りにはいつも助けれてれる人がいる。感謝だ。ただ、ただ、ありがとうというだけである。僕はそこまで考えると、次の思考に入っていく。ぼんやりとした点数が頭に浮かんでくる。と、同時に昨夜聴いた音楽の曲(zzKINGのアルファ)が流れてくる。子供から誕生日にもらった靴下があたたかい。うれしいね。僕のことをこんなに思ってくれてるんだね。ありがたい気持ちがあふれてきて、シチューの味もいっそう増した気がする。おいしいね、と隣の僕が言う。「おいしいね」と僕が言う。美しい夕日があふれている。なんでもない喜びがあふれてくる。これは、なんでもなくないのではないか?と考えた時に、僕は大切なものを喜びへと運んでいく。