私は生きているものである。しかし、そのためには何かが足りないと感じている。さて、その物語はなんだろうか?と考えてみると、何もそこにはないと考えられる。そこにあるのは虚無だった。空白のような何かが辺りを包んでいる。静かな闇が、私たちを包んでいる。少女は言っている。
「この世界はよみがえる。あたりから、しがらみのない地上が出現している。私たちの物語は終章に向かっている。そこまで行っても、そこにあるのは、ためらいのない始まりと、救いのない終わりだけか。そこから、もらっている。あなたはこの世界から果実を手にしている。その果実はどこにあるというんだ?その果実はあなたの中にある。そして始まりが終わりから整えていく」
もたらされたものは、どこにもない。そして、人々はやってくる。遠い大地からやってくる。悲しみの声を聴くことはできるだろうか?あなたは手を見て、その手がとても疲れているのを知っているだろうか?その目に輝く世界は、どこまで行っても、世界そのものでしかないのかもしれない。あなたは、どこかから、世界を眺めている。そのイメージの果てには、私たちの世界そのものがある。禁忌をやぶるのか?あなたは禁忌をやぶるのか?世界はどこまで行っているか?私に知るすべはない。少女はそこまで考えているわけではない。静かに戸惑っている。あなたは、少女から世界を譲り受ける。意味不明な物語の結末は、やはり破壊的な壊滅的でなければ、ならない。