わたしは新たなる道をみつようともがいている。その先には何もなく、暗闇だけが横たわっている。わたしは静かに物事を始めようと道具を手に取る。そして、使おうと試みる。わたしの中の空虚さをどこまで行っても知らない人へ、どうやって伝えようか?わたしは知らない道を歩こうとしている。同時に空虚な問題がわたしを包んでいく。わたしは人々を惑わせる。わたしは人々を見逃してくれるように頼む。その大きな渦はどこまで行っても、終わりの海へとつながっているのだろう。わたしはひとつの精神的な危機。自らの考えに支配されようとしている。わたしか?それとも他人か?わたしは誰でもない1人の人間だ。同時に誰よりも悲しい人間であるかもしれない。わたしは1人の勇者となって物事を見極めようというのか?何かを真実探し続けていたというのか?新しい風の中に何も規定されるもののない虚しさに包まれながら、死は死へと誘われていく。何も言葉にするつもりはない。何もはじまりがあるわけでもない。何もかも終わっているわけでもない。強く見つける。あの男を。わたしは誰よりも強く見つけようとしている。何も知らない始まりのない世界。わたしたちの世界の始まりのない終わり。沈黙の人々はなおも人々の終わりを見つめる。疲れから、もう眠るといい。疲れから、もう始めるといい。何もかもうつろいやすいこの世界の果てで、らあなたは何を思うのか?と。いかなる問題もなくいかなる実在もない。いかなる形もなく、いかなる始まりもない。わたしは言葉をかける。
「あなたはどこまで行ってもあなたである。繰り返し述べておく、あなたはどこまで行ってもあなたである。わたしはそのことをただ言いたかっただけだ。わたしの言葉を聞いてくれ、わたしの海原を見渡してくれ、そうすれば、何か得るものがあるかもしれない。わたし自身の骨格とするべき肉体がただちに立ち現れるだろう。知っているぞ!あなたのすべてを」
わたしは恐怖に震えて、頭を下げる。いかなる天地といえども、この恐怖には打ち勝てないさだめだった。