わたしは眠っていると、誰かの声がする。
「あなたはどこに行ったのか?あなたはどこからやってきたのか?あなたはどこへいくつもりなのか?」
わたしはなぜその人がそんなことを聞くのだろうと不思議に思い、眠りの中にひたった。またその声の主は言う。とてもゆっくりとしゃべりかけてくる。
「あなたはひとつの花をわたしにくれた。その花はもう枯れてしまった。わたしはあなたに望むのはゆるやかな始まりの歌。あなたの声はとても音色が美しく、聴くものを驚かせ、喜ばせる。あなたはあなたでいて欲しい。あなたのための世界はまさに今あなたのために立ちあがろうとしているのだから。あなたは負けないだろう。死の誘惑がいくら甘くあなたをひきつけようとも。あなたは真実を手に入れる。どこまでも真実はあなたにとって美しいのだから。ただ、人が生きていくための力をあなたに与えよう。あなたがあなたのままでいるために」
わたしは流れていく。青い海の流れの中に体を満たしながら。わたしは白く青い空を見つめ続ける。白い心に満たされながら。そして、やがて黒く染まっていく空を誰よりも愛おしく愛するだろう。疲れの中でわたしは生きている。生きているから、わたしはあなたを愛おしく思う。
「大切なあなたに愛を伝えたい」