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何もしていない状態は存在しない

何もしていないという状態は厳密には存在しない。

「今日何もしてないわー」という方は、厳密にいえば、なにもしてないことはない。

 寝ていても、寝るのをやっていた。

 だらだらしていても、だらだら映画を見ていた。だらだら、本を読んでいた。だらだら、掃除をしていた。など。

 では、ぼーっとしていたのは?うん。それこそが、無意識のうちに瞑想をしているということだ。

 ぼーっとするのは、ある意味心を空っぽにしていたともいえる。

 実際にやってみれば、わかるが、一日ぼーっとずっとしているのは、何かをするよりもはるかに大変ではないだろうか?と私は思う。

 つまり、日々私たちは、何かをしていて、何もしていないなんて状態は存在しないのだ。

 それこそ、死んでいれば、呼吸もしないし、心臓の鼓動もないので、何もしていないといえるかもしれないが、生きているそれだけで、呼吸をし、心臓が動いてくれているのだ。

 私の体は懸命に?あるいはマイペースに、私たちを生きることへと向かわせてくれている。

 自殺が問題になるのは、何もしないと簡単には死なないからだ。

 お腹がすいても、簡単には死なないし、飢餓感から、何かを行動にうつす原動力がわいてくるかもしれない。

 それをあえて、死に向かわせるために、やるのは、とても大変なことだ。

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