最後まで読み終えた。読後感はうーん?ってところだけれど。何か物語として意識に残るものかもしれない。イエローサブマリンの少年の果たすべき役割。私主人公と1つになって、主人公が外の世界に行くのを助ける。
ここで明らかになるのは、やはり現実に館長をしていたのは、主人公の影だったということ。そして、どちらが影でどちらが本人か?というのは、特にどうでも良いことが、ニュアンスとしてある。
やはり、壁は主人公の意識そのもので、それを超えて行くところで物語は終わる。
こえるために大事なことで印象に残ったのは、受け止めてくれると信じること。受け止めてくれる誰かがいると信じること。
あとがきを読んで、40年前に書かれたものを書き直したようなことが、書いてあり、なるほど、最近の村上作品の中でも、ちょっと違うのだなと思った。
不思議な世界、あちらの世界とこちらの世界、ガルシア・マルケス。現実と非現実の間。さまざまなことを教えてくれた。