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読書感想「街とその不確かな壁⑤」村上春樹

 ひとしきり、あの街の話、影を失った人の暮らす街、をした後に、子易さんは不気味な予言をして、去っていく。下り坂?落ちこむようなこと、があったとしても、信じ抜くことです、のようなニュアンスのことを言っていた。いったい何が起こるのか?と、はらはらして読み進めていこうとすると、なんと!話が少し変わって、学校に行く代わりに、図書館に通っているイエローサブマリンの男の子。誕生日を人に聞いて、曜日を当てる子供。本の内容を写真のように覚えてしまう?

 その子どもが、私主人公の子易さんへの墓参りと子易さんへの語りかけを聞いていたのだ!それから、別に今のところ変わったことは起きていない。ただ、関係性がどうなったわけでもない。図書館の猫の子猫は、他の人にもらわれていく、主人公の君が、他の人にもらわれていくことを暗示しているのか?いや、それは深読みしすぎだな。とりあえず、そういうわけで、どんどん物語は進んでいくのだ。

 私の子供時代を考えて、図書館にも行ったりしている子供だったな。ずっと図書館に行っているわけではなかったが、私という人間の異質性は、学校の中では、特に際立ったものとなるだろう。

 ひとつ私について、思い過ぎなのは、良きにせよ、悪いにせよ、自分を特殊だと思い過ぎなのだ。私のような社会不適合者は他にもいっぱいいるし、あえて、社会からの軋轢ゆえに、でてこない人もいるのだろう。真相はわからないけれども、私は異質であったが、学校生活を送れないほど異質ではなかったというのが、結果から見る現状考察である。

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