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← トップページへ戻る 【小説、詩】

空白のイデア(23)

 終わりの日は近づいている。太陽がついに西から上り、東に沈み始めた。

 佐藤はぼーっと見つめる。空は変わらず真っ青だ。すでに涙はかれはてている。

 けだるさを鈴木も感じている。まもなく無気力のための症候群がやってくる。

 ジェイクは力なく、座りこむ。まもなく来る終わりは、クとともに帰ってくる。

 人間の未来を、信じきれなかった。と3人は悔いた。同時に、これが人間の結末か、とも思った。

 感じたものは、すべてつゆのように消え去っていった。

 積み上げたものは、すべて涙の中にとけていった。

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