美しいこの世界 人が人をだます美しさ 人が人を裏切る美しさ 生きようとする美しさが、そこにはある 自らの生をまっとうしよういう美しさがそこにはある 人が人を憎む美しさ 人が人を恨む美しさ 望みがかなえられなかった美しさが、そこにはある 自らの無念を感じさせる美しさがそこにはある 良くも悪くも人間は人間である 同じ種を滅ぼそうとするのも人間 同じ種を繁栄へと導くのも人間 今憎しみを美しい花に変えることはできますか? それができる人間こそ本当に美しい
【小説、詩】 2026年3月17日 僕の旅6 3番目のタワーは砂肝のような形をしていた。僕は疲れきってしまった。なぜか、疲れがどっと押し寄せてきたのだ。誰かに助けてもらいたい。クロイヌでもよい。誰かの助けが必要なんだ。 そう思えるほど僕は弱りきっていた。疲れのなか… 続きを読む
【小説、詩】 2026年3月17日 遠い夕鳴り 1. 静かな欠落僕の人生から、ある日突然「意味」という名の重石が外れてしまった。それまで世界を繋ぎ止めていた細い糸――例えば、朝食のトーストを焼く匂いや、地下鉄の定期券の有効期限といったもの――が、音も立てずにプツリと切… 続きを読む