自分が弱い。自分が未熟だ。 そう。人は誰も未熟で弱いものだ だから、集まって生きている だから、集まって、笑っている 私はその集まりの端っこのほうにいる 境界のほうで、ここから出たら危ないなと 感じながら生きている そんな危機感をわたしにあたえたのは ほかならぬ私 何をしているの? 何を求めているの? 自分で自分を不幸せにしているの? 今の幸福は未来の幸福に勝る 私は、いつかと夢見る幸福でなく 今ここにある幸福に目を向けたい
【小説、詩】 2025年2月8日 世界の果てまで行って(39)終 私という男はどこまで行っても、朽ち果てるべき存在なのか?と思って、横にいる少女を見る。少女は私を襲ってくる人々を変わらず斬り続けている。 「あなたは私の姉を殺した。それは、とても昔の出来事。とても古い時代の出来事。あな… 続きを読む
【小説、詩】 2024年10月29日 空白のイデア(20) クは立って海を眺めている。あの地平線の彼方にある国に思いをはせていた。どこまでいっても、ここは統領の統治する涙の国だった。そう思ってこそ、はじめて生きてこられた。島の一画には巨大な工場があり、島の人々はそこでみな働いて… 続きを読む