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← トップページへ戻る 【小説、詩】

明らかになる悪夢との関連

 悪夢だった。工場の仕事を任されつつも、まだ新人の状態。急に職を辞めるように言われた。サボっていたという理由で。

 そして、誰かよくわからないおじさんにこう言われた。

「みんな嫌いだから、いなくなって喜んでる」

 ここで、目が覚めた。かつての昼夜交代勤務の工場で感じていたこと、そのものである。

 やはり、この心理の根底には、人に必要とされなければならない、人に拒否されれば、いなくなければならない、と言った思想が横たわっている。

 生きている、そのことだけで100%価値がある!

 と、言葉ではいうものの、深い穴の中では、未だに古い価値観が踊っている。

 悪夢は悪夢で終わり、朝の目覚めは悪くはない。向き合うこと、自分の価値観をながきにわたり形作ってきた怪物を倒すのではない。受け入れて、溶け合うのだ。ゆっくりと自然な形で。だから、自分に価値のないと思っている自分も受け入れてあげよう。それも、自分の中の一部なんだ。

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