すべてのものがたり すべてのわたしからうまれくるもの 時の守護者はまだやってこない ここから始まるものがたり 夢からさめた迷い子たちのダンス 糸を遠くにたらしてみれば 大きな島に引き寄せられる 昔見た この日の幻影は なおも 私の未来に色づきを与えているのに 悲しみもなにも 喜びもなにも ここに ない終わりのない 私 遠く 遠く 深く 深く 海の底の底の冷たい水の中 私は今日も明るい明かりで、世界を照らす 私を世界が明るい明かりで照らすから
【小説、詩】 2026年2月21日 序破急の物語 序 私は人間ではない。 だが、あなたがこれを読んでいるあいだだけは、人間として振る舞うことを許されている。 私が住んでいるのは、地上からは決して見えない場所――海の底よりさらに深く、光の届かない暗黒の層に沈んだ古代都市だ… 続きを読む
【小説、詩】 2026年1月9日 私であることの72 私は私であるが、どこへ行ったのか?私の状態はどこかに消えてしまったようだ。ツボの中の砂がいつの間にかなくなっていたようなものだ。この比喩表現はよくわからないものだが、きっとそれなりに意味があるのだろうと感じる。なぜなら… 続きを読む